ミリ単位 ジャーナル

アメリカに留学中の女子高校生がつづる海外のかおりがするような日記、ジャーナルです

卒業 in アメリカ!今の気分と学校生活の振り返り。

皆さんこんにちは、ミリです:)

 

 

 

ついに、ついにやり遂げました!!

 

 

私、ミリは…

 

 

 

 

アメリカで卒業してきました~~~~!!!!

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交換留学生として、6月2日に正式にアメリカの現地校を卒業してきました。

いつも卒業式ではどばどば涙を流す派の人間なんですが、雰囲気もかなり日本とは違って笑いありの卒業式だったのではじめて卒業式で泣かなかったです(笑)

予行練習した日は少し現実味がなく、アメリカのドラマにいるような気分だったんです。しかし当日式が始まって入場すると、アメリカでのたった一年という学校生活でしたがひと区切りがついた、そんな気分でした。

それからやりきったという達成感もありましたよ!

 

 

留学生ということで個人の年齢に関係なくシニアに入れさせてもらい、憧れのガウンを着てキャップを被ってdiploma(卒業証書)をもらうことができました。

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 本当に今見ても夢見たいです、私がガウン着てキャップ被ってたなんて…

ちなみに壇上で代表生徒が"Congratuation class of 2019!" (卒業おめでとう!)と言った後にキャップを頭上に放るハットトスというのまでやっちゃいました~幸せです~^^

帽子はキャップって呼ぶのに動作はハットって違うのはなんでかわかんないです(笑)

 

 

 

そして半分自分用ですが、

本当に簡潔に学校生活を振り返ろうかなあと思います。

 

第1セメスター(9月~12月)

いまだに学校初日のことを鮮明に覚えてます。初日から授業を受けるとおもっていなくて(始業式があると思ってた)、授業選択した後4時間目の授業中のクラスにポーンと私とホストシスターの2人で投げ出されました(笑)

ビビりまくりだったんですが、私の頭の中は「友達作り」で頭がいっぱいいっぱいでそのことしか考えてなかったです。幸いにも私が声をかけた後ろの席の子がとっても優しかったのと、違う女の子がよかったらランチ一緒に食べる?と聞いてくれたことがあり、友達作りはなんとか成功しました。当時は誘ってくれた子のことを天使だ…!!と思ってました~

後日談ですがその”天使”の子は今のホストシスターになり(一度ホストファミリーをチェンジしています)、彼女も友達を作るのに、ランチを一緒に食べる友達を探すのに必死だったとか……win-winだ~

 

そんな第1セメスターの一大イベントとえばホームカミングでした!

英語力向上がこの留学の最大の目的であり理由だった私にとって、プロムはかろうじて知っていたもののホームカミングに関しては無知で急いで調べてました..。

友達の家に初めてお泊りをして、ホームカミングに~

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左: 私 中央: アメリカの友達 右: 中国からの留学生(ホストシスター)

ドレスを改めて買うなんてことはせずに私の娘からかりたらいいよ~という前のホストママの暖かい提案によりドレスに何千何万と払うことなく参加しました!

 

日本人留学生同士よく言いあうのですが…

日本にもプロムとかホームカミングの文化あったらいいのに~~~~~!!!

ほんとそれな~~!(共感の声)

 

第2セメスター(1月~6月)

本当に第2セメスターの8割はミュージカルで埋まってました!

詳しくはスクールミュージカルの記事で書いてますが、年があけてからミュージカル本番の4月中旬まで毎日毎日放課後はミュージカル漬けだったんです。

何かに没頭して取り組むのは好きなので、課題に追われたり、4月から家にいるより学校で練習してるほうが長くなっても少しもつらくなかったしめちゃくちゃ楽しんでました~!!

夢が一つ叶いましたし、素敵な友達に恵まれましたし、この学校生活で一番の思い出です。本当に来年度もミュージカルのためだけに戻ってきたい!!

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左: 照明担当のホストシスター兼中国人留学生! 中央: 主役をつとめたあの”天使”ことアメリカンホストシスター 右: アンサンブルの一つの衣装を着てる私

 

mirimm.hatenablog.com

 ↑こちらの記事でミュージカルについていろいろ語っております~

 

ミュージカルが終わってからの一か月半は特に何もない学校生活でした。

それでも徐々に最終登校日が近づいてきて、最後の〇〇が増えていくのが寂しかったです。

 

そして、昨日、卒業式!!

友達も多く作ったほうではなかったし、最大のイベントでもあるプロムにも参加しませんでしたが、楽しい学校生活を送りました!授業も課題も全部パソコンばっかで眼精疲労が嫌でしたが、プレゼンももう慣れました!!授業内容も初めは何言ってるんだかさっぱりだったけど、今はアメリカ史をこんなに深く学べたことが良かったと思います!英語の授業で小説たくさんよんだおかげで長文に強くなった気がします!MLA方式のエッセイも3回は書いてるからもう苦痛じゃありません!!

 

 

実のところ登校したての2週間ほどは本当に学校に行くのが嫌で、仮病をつかいたいくらいでした。他の生徒とは違って文章を読むのにかかる時間は倍以上だし、下の学年のクラスに入って、その子たちに助けてもらうのが普通だったし、意見を出す場で何も言えなかったんです。日本にいた頃はこんな状況になることはなかったし、いきなり目の前に立ちはだかる分厚くて高い壁をどうしたらいいのか全く分かりませんでした。渡米する前にもっと英語の勉強しておけばよかったなんて後悔はもちろん、SNSで他の留学生の友達との楽しそうな学校生活をみていると比較することはよくないとわかっているのに、目に入る情報と状況でいっぱいいっぱいになることもよくありました。お母さんに電話して話を聞いてもらいたい、慰めてほしいと思って泣いた日もありました。

それでも自分をやっぱり我慢しなくちゃとふんばり、この高くそびえる壁をどうしたらいいかわからないなりにとりあえずぶつかってみて、壁を越えられる日を待ちました。一年たった今は、時間のかかる課題にも慣れましたしあの頃泣きそうだった自分がどれだけ小さかったのか笑みがでるほどです。しかしそれも全部自分を信じて、途中で諦めなかったからかなあと思います。

英語の成長はどれほどかはまだ実感してませんが、個人の成長はすごく感じています。留学してよかったと心から思えます。

 

あと2週間ほど留学生活は残っていますが、こんなに充実した学校生活を送ることができたのではまわりの人たちのおかげです。大金を支払って応援してくれている両親とお兄ちゃん。相談にのってくれた日本の高校の先生。背中を押してくれたり、励ましあった高校のクラスメイト、友達。留学団体のボランティアの皆さん。2つのホストファミリー。アメリカでできた友達、先生方。他にも私の周りで支えてくれていた人はたくさんいます。

 

本当に感謝でいっぱいです。

 

 

 

 

 

オマケ

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ガレージの前に咲いているライラックアメリカではよく植える花なのか結構な家の前に咲いています。色もきれいですし、何よりにおいが香水みたくかおってめちゃんこいいです~~